みなさまへ

長かった通常国会も終了致しました。
また、防衛大臣政務官を拝命し、はや1年が過ぎました。

この1年間、大変多くのことがありました。

昨年は年末にかけて、国際関係が緊張状態を余儀なくされました。それが春にかけて状況が大きく変転する。世界は確実に、変化をしております。
しかしながら、いかなる環境であろうと、状況に左右されず、国民と領土を守るための備えをするのが、安全保障を担う者の責務です。
そのために、日々直面する即応の必要なものから、長期的視野に立って積み上げなければならない課題まで、1つ1つの仕事に対し、着実に、なにより誠実に取り組むことを心がけて参りました。

ひとつ、印象的な出来事をお話しします。

いつ、どこで、何が起こるか分からない、自然災害。
地震、台風、豪雨など、人命はもとより、生きていく場さえ奪う脅威に対して、自衛隊は懸命の救助・救援活動を行っております。

平成30年7月の豪雨の際、傷跡が深く残る岡山県、広島県の現場に入りました。
人命救助の段階は終わっておりましたが、生活の復旧、普通の生活を取り戻すための皆さまへの援助、これにいそしむ自衛隊員の活動を目にし、耳にしました。

力強く、生活の土俵を取り戻そうとする地域の皆さま。
そこで、地域の方々から自衛隊に、自衛官に対する熱い想いをお聞きして、胸震える思いをすると同時に、自らに課せられた責任の重大さを痛感しました。

時には悲しみにくれながら涙する皆様や、皆様の思いを受け止めて汗を流す自衛官。
その涙や汗に、政務としてどう応えるべきか。

地域の皆様が一日も早く生活の拠点を取り戻し、普段の生活を取り戻す、そのために出来得ることをすべて、早急に、確実にやることが、我々政務の仕事であるということを、改めて強く感じました。

さて。
目を国会に転じますと、今国会でも様々な出来事、「疑惑」と言われるものも発生いたしましたことは、皆様ご承知のとおりであります。ご心配をおかけいたしましたこと、政府・与党の一員として心からお詫び申し上げます。

それに対して、いつまでも際限なく追求することが果たして国会のあるべき姿なのか、という疑問の声を、ご叱声と共に皆様からお聴きしました。

国会というところはそもそも、違う意見を持った者が集まって、1つの結論を得る場であります。1つの結論を得るために、多くの人間が知恵を出す。それこそが国会のあるべき姿です。

この基本を取り戻すための国会改革を、自民党のみならず、与野党問わず、同じ憂いを持つ若い政治家の仲間達とともにやって参りました。
国会をもう一度しっかりと、国民のためのものにする。
そのために、具体的な施策を示し、国会改革を断行していく。

国政全般、国内外ともに、もう一度、「あるべき姿」を取り戻す。
その活動をこれからも、精いっぱいやって参りたいと思っております。

衆議院議員として、防衛大臣政務官として、皆さまから頂いた機会をしっかりと活かし、職務に邁進して参ります。
これからもご指導、そして変わらぬご支援を、宜しくお願い申し上げます。