2016/02/05
福田達夫の活動の一端をお伝えいたします。
カイス・ダラジ駐日チュニジア大使がご挨拶にいらしてくださいました。
チュニジア共和国へは、12年前に3日間訪問しました。そのときの情報が残っていたらしく、わざわざ着任のご挨拶に来てくださったようです。
たぶん普通には、チュニジアという国のイメージを持っていらっしゃる方は少ないと思います。歴史好きの方には、ローマと闘ったカルタゴのイメージはあるかもしれません。また、最近はちょっと良くない報道も流れているので、その印象も強いかもしれません。
実際に訪れたチュニジアは、抜けるような蒼い空、それに映える白い壁、そしてとても人なつこく明るい人々。
そのチュニジアが本性として持つ良さを伝えながら、一方では今、民主主義の定着をはじめ、さまざまな課題と格闘しているという現実的側面も率直に伝える。「課題を超えてチュニジアは着実に進化してみせる」と日本国民に伝えることが、大使のお仕事ですね。すなわち、何年後かの種まきをすることです。
そんなお話をいたしました。
がんばっていただきたいです。
ラジオ『たつレポ』(ラジオ高崎)の収録で、高崎市岩鼻町のまちあるきをしました。
岩鼻町で20年以上にわたって町の歴史を探究されている、岩鼻歴史研究会の皆様と一緒に、岩鼻の町を探訪してきました。
江戸時代。岩鼻町は幕府天領であったため、代官所が置かれていました。しかもその代官は、岩鼻のみならず関東諸方の天領も管轄し、また、関八州取り締まりの任も負っていたため広範囲に影響力を持っていたようです。
そのため、「交易拠点」としての高崎の中にあって、ちょっと異なる発展(いわば、行政官庁町?)を遂げたようです。また、すぐ横を流れる烏川とも切っても切れない関係にあったことをうかがい知るものが、たくさんあります。
一方、江戸から明治の「近代化」の時代に入ると、陸軍火薬工場が建築されたことから、「軍需と鉄道」という高崎市町中と同じ方向ながら、交わるよりも並行して歩むような発展をしてきたようです。
このような、「ちょっと高崎の他の地域と異なる発展の経路」が、岩鼻町に入ると他の地域とは少し異なる雰囲気を感じる理由の一つなのでしょうね。
8月半ばに催されるお祭りが、「地域のお祭り」というには相当大規模なのも、そういう背景のお陰なのかもしれません。
詳しくは、ラジオ『たつレポ』をお聞きください。
2月中、3回にわたって放送いたします。
■ラジオ『たつレポ』
http://www.takasaki.fm/program/program/tatsurepo.php
76.2MHzラジオ高崎
・放送日:毎週(火)15時~約30分間
*再放送:毎週(木)22時~/(土)7時~
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