2016/05/20
福田達夫の活動の一端をお伝えいたします。
藤岡青年会議所の執行部、委員会メンバーと打合せをしてから上京。
日本カヌー連盟主催の、リオデジャネイロオリンピック出場選手5名の壮行会に出席しました。
ロンドンで苦杯をなめた直後から、リオを目がけて鍛錬を積み重ねてきた選手たち。今回は、いよいよメダルに手を掛けて、引き寄せてもらいたいと思います!
玉川大学で催された、投票権年齢の引き下げに関するシンポジウムへまいりました。
300人の玉川大学の学生の方々、100人を超える附属高校の学生の方々の前で、民進党、公明党、共産党の若手議員とともに、パネリストを務めました。
「各党の代表として」ということなので、自党の方針を踏まえて壇上に登ったのですが、途中からは個人的な意見になっていたかもしれません。
一番申し上げたかったのは、今回の法改正によって、投票権年齢だけが18歳になったわけではなく、「成人の年齢が、20歳から18歳になったのだ」ということを、当の18歳の方たちのみならず、周りの大人たちが理解することが大切だということです。
すなわち、18歳になった「こども」を、大人たちが成人として尊重しなければならなくなりました。
そして成人になった以上は、自由と権利を得ると同時に、責任と義務が生じます。そして、その最大の責任は、「自分が生きる」しかも、「いかにすれば豊かに生きられるか」という一生の命題に向き合うということです。
そのためには、「豊か」の価値観と、それを計る/量る尺度を持たなければいけないわけで、そのために学習をし、学修をしているのです。
もう一つは、政治に「興味を持つ」ことももちろん妨げはしませんが、その前に社会に興味を持って欲しいです。そして、その社会の中で、自らが生きるために必要な機能・力は、「政治」にたどり着く前にいくつものことがあります。まずは自分の中に、次いで家族の中に、仲間・友人の中に、コミュニティの中に、会社やNPOなどの組織の中に。
その機能や力ではできないことや、そもそも大きすぎる対象、構造化している対象にぶつかって初めて、政治を使い倒して欲しいのです。
どれだけ、理解をしてもらえたのかはわかりませんが、1時間のパネルディスカッションの後、質問コーナーで挙がる手の数が引きも切らず、予定時間を大幅にオーバー。ついに、高校生の下校リミット時刻となって、終了しました。
高校生の質問が多く、持っているキーワードの豊富さに驚きました。シンポジウム終了後にも何人もの高校生が追いかけてきて、質問をぶつけてきてくれました。
こういう子たちのために働けることを、うれしく思います。
今国会においての党務として、「下請け中小企業・下請事業者への正当な利益支払いをしない親事業者への是正取り組み」、「熊本地震に関わる中小企業・下請事業者支援策」、「財政再建に関する2020年の社会ビジョン」など、いくつもの提言書の執筆や取りまとめ作業を行ってきました。
そして今日は、テレワーク推進特命委員会で議決した「テレワーク推進に関する提言書」を、木村委員長を先頭に、幹部一同で官房長官に申し入れをしてきました。
菅官房長官は、総務大臣であられた10年前に早くもテレワークに着目された、新しい試みに理解がある方です。
今日も、我々の取りまとめのポイントをすぐに理解され、適切な指示を出していただきました。
提言書は申し入れが最終段階ではありません。
これが実際に成果を出すところまでしっかり見届けるまでが、作った者の役目。成長戦略や来年度予算に、成果が出る形で反映されるかをチェックし、その施策が奏功するかを見極め、必要に応じて修正をかける。その作業を通じて、また来年以降の取りまとめに進歩的に反映していくこととなります。
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