2015/08/07
福田達夫の活動の一端をお伝えいたします。
8月1日から2日間にわたる「高崎まつり」が、無事終了しました。
1日目の昼、炎天下を山車と企業みこしが練り歩き、夜の花火では大輪の花が咲きました。2日目は朝から私も祭り装束に。途中で仕事が入り、最後までいられなかったのが残念ですが、夕方の大雨にも負けず、グランドフィナーレを迎えた模様です。
養蚕全盛時代には県内あちらこちらに畑が見られた「桑」を、群馬県農業の起爆剤にできないかという勉強会に参加しました。90歳を超えても、いまだ新しい発想にあふれる大先輩が主導するこの試み。現在はまだ「想いの集まり」の段階ですが、県内のみならず国内でも有数の桑苗育成者、新たな桑の効能を活かした新しい価値を産み出そうとする若手経営者ら、参加者の皆さんの脳裏には、懐かしい桑畑が広がっていた気がします。
この日は、前橋の更生保護法人「群馬県仏教保護会」も視察しました。今から100年前に、県内の各宗派寺院有志によって創られたこの施設。保護監察下の少年、刑務所を仮出所や満期出所となった方、起訴/執行猶予となった方などを保護し、社会復帰への道筋を援助するのが目的です。現在は、6人の常勤職員(3人の僧籍の方を含む)の皆さんが、最大40人(平均25人前後)の入所者のケアをされています。
高崎から、入所者の社会復帰をサポートする「高崎更生保護事業主会」の会長、副会長もいらっしゃり、現状の説明をして下さいました。有効求人倍率が1を越えている群馬では、他県に比べると社会復帰もスムーズとは言え、やはりいろいろと課題はあります。行政の枠や、財政的限界などでなかなか簡単ではないものの、この施設からも年間100人程度ある退所者が、正しく社会の一員になられるよう、サポートをしたいものです。
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