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【活動報告・2015年8月・その4】経済産業部会の視察・富士市産業支援センター

2015/08/28

福田達夫の活動の一端をお伝えいたします。

■2015年8月24日

経済産業部会の視察で、静岡県を訪れました。
中小企業政策を現場で活用している中小企業にヒアリングを行いました。

富士市産業支援センター(通称「f-biz」)も訪れ、小出センター長にお話をうかがいました。小出センター長には、中小企業・小規模事業者政策調査会へ再度にわたりお出でいただいています。経済産業委員会の参考人として、中小企業支援の現場からのメッセージを訴え続けてもいらっしゃいます。

銀行員という安定した職から企業支援家へ転身し、この10年、中小企業支援に賭けてきた小出センター長が持つ問題意識に共感します。
「施策のラインナップは十分そろっている。しかし、それをいかに活かすのかという智恵が現場であまりに少ない。その根幹にあるのは、現場(≒地方)における本当の意味での危機感の欠如。そこをしっかりと正面から見つめ、治して行かなければ同じことを繰り返すことになる」とおっしゃっています。
その支援をする側に必要な資質は、「高いビジネスセンス」「高いコミュニケーション能力」、そして「情熱」とも。

現在、各県にある「よろず支援拠点」の、中小企業政策拠点としての機能を一層向上させるためにも、まずはこの“小出イズム”を全国に組み込んでいきたいと、あらためて思いました。

【福田たつおからのメッセージ】経済産業部会の視察・富士市産業支援センター

そして、実際にf-bizの小出センター長の指導を受けて業績を回復させた企業2社を視察しました。

富士市の、増田鉄工所さんと、司技研さんです。
富士市をはじめ静岡県は、もともと日産のメイン工場など、幅広い製造業の集積にともなって、いわゆる下請け構造が分厚くある地域です。しかし、重厚長大産業が構造的な課題に直面し始めた20年前から、その下請け事業者も大きな課題を抱えてきていました。

経営革新の努力を続けながらも壁にぶつかっていたそれら企業に、f-bizチームは「自分たちの会社が持つ、本当の価値」を解説。これが大きな転機となり、結果として、両企業とも、本業での努力は全く変わらないままで、業績が大きく安定・拡大しました。

もちろん、すべての努力が報われるわけではありません。何度もチャレンジができ、そして、チャレンジのたびに「過去の経験」をしっかりと学習し、常に成功の蓋然性が高くなるという循環を作ることが大切です。

【福田たつおからのメッセージ】経済産業部会の視察・富士市産業支援センター

【福田たつおからのメッセージ】経済産業部会の視察・富士市産業支援センター

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