2015/12/25
福田達夫の活動の一端をお伝えいたします。
農林部会長の発案で、米粉を利用した製品の試食会を行いました。
これまでは、コメを粉砕した米粉を「小麦粉がわり」に、パンなどの製品に使われていました。
しかし、コメをペースト状にしたり、ゲル状にしたりする技術が開発されたおかげで、その用途が大きく広がり、その上、増粘剤などの食品添加物変わりにも使えるとのことで、コメの用途が格段に広がる事が期待されます。
また、最近米国では、グルテン忌避が急速に広まっていて、パンが避けられていますが、米粉パンならばその心配もありません!
さて、そのお味は?
ということで、先日の5年モノ古米に引き続き、一部米粉、米粉100%のパンに加え、ケーキやアイスクリーム、そして米粉ミルクなどを試してみました。
一部米粉のパンは、殆どパンと変わらない食感と味でした。
米粉100%のパンは、もちもちした食感で、パンとはちょっと違う食べものという感じがしました。
クリスマスケーキは、すでに地産地消のケーキ屋さんが販売しているとのことで、商品レベルの水準です。
アイスクリームも、言われなければコメ製とはわからないものでした。
これならば、結構いけそうですね。
松村祥史・中小企業政策実行検討小委員会委員長の知人つながりで始まった、海外市場を取りに行く戦略をお互いに学び合う、中小企業事業者の勉強会にお誘いいただきました。
20人弱のバラバラな業種の方々ですが、とても魅力的にどんどん進んでいる方ばかりです。
家業が養鶏業で、2年掛けてミャンマーに養鶏工場を立ち上げた方。
元々は花屋さんなのに、ベトナムに進出して日本式農業を教授するビジネスを立ち上げて、ゆくゆくはそれをフランチャイズしようと考えている方。
フィリピンに支店を出し、さらには現地の浮浪化してしまっている子供たちに就労教育をしようと考えている美容業の方など。
この国は、いろいろな「資産」は持っています。
それを「財産」にできるかどうかは、アイディア次第だと思います。
文句を言っていても、答は出てきません。
「かわいそうだから助ける」という考えだけからは、助ける力だって産まれません。分配(だけ)の時代は、終わったのですから。
ぜひご登録ください!