2016/04/18
福田達夫の活動の一端をお伝えいたします。
陸上自衛隊第12旅団の記念式典へうかがいました。
満開の桜並木を通って待合室に行くと、机の上にも桜の花びらの紙細工。総務担当の隊員の方が、一ひらごとに切り出して下さったとのこと。
懇親会では、現役、退役の自衛官・将官、そしてそれを支える地元4県その他の関係者の方々と、さまざまに意見交換を行いました。
やはり、「現場」の話と概念の話。往き来をして初めてわかるところがあります。
夕方からは、高崎シティギャラリーで開催中の、上毛新聞主催「フェルメール 光の王国展」へ。
終日会場に詰めている、同社の阿部高崎支社長に迎えていただいて、じっくりゆっくり、再構成された37点の作品を見てきました。
初期の作品から最晩年まで。
それぞれの作品を描いた時の、フェルメールの生活の息吹を感じながら見ていると、フェルメールそのものの「人」を感じられるようでした。
やはり、最盛期の作品の、光を捉えた作品は素晴らしいです。
一方で、段々と環境が厳しくなってきた最晩年の作品は、もの悲しさを感じさせてしまいます。
→福田達夫が、Facebookでさらに想いを語っております。
※Facebookにログインしてご覧ください
厚生労働省による「現代の名工2012」に選出された、鬼瓦の工芸師・山口茂さんの藤岡の工房で、ラジオ版『たつレポ』の収録を行いました。
→ラジオ版『たつレポ』(ラジオ高崎 本放送火曜15時)のご紹介
150年に亘って、瓦作りを続ける山口家。
かつては「瓦のまち」と呼ばれた藤岡市ですが、まずは大量生産化の過程の激しい生存競争、次いで屋根材の変化によって、作り手はほぼいなくなってしまいました。
その中で、先代で同じく「現代の名工」に選ばれたお父様の時代に、普通の瓦から鬼瓦の製作に軸足を移したことで、山口さんの瓦作りは残ってこられたわけです。
山口さん自身は、ITを利用して、お客様と直接つながる形を始めています。
「政策」の世界では、「販路の拡大」という無味乾燥な表現をされてしまうもの。しかし、「お客様と直接やり取りをする」ということに、創り手としては、「新しい入金先」ということ以上の「なにか」を手にされたようで、「新しいやる気」に充ち満ちていらっしゃいました。
しかし、その山口家ですら、後継者がいない状況。
群馬県のみならず、わが国の伝統技術伝承者がいなくなってしまという現状を、そして、一度喪われてしまったら取り返すことが大変に困難だという事実を、まずは皆さんに知っていただきたいという想いで、今回の収録をさせていただきました。
山口さんについては、下記もぜひご覧ください。
→【活動報告・2016年2月・その2】
ぜひご登録ください!