2015/05/08
福田達夫の活動の一端をお伝えいたします。
前橋市内にある「群馬県産業支援機構」へ。ここは、中小企業政策を地域にあまねく透徹させるためのポータルとして、経営から技術まで幅広い相談に対応しています。
機構の理事長、機構で支援拠点の基本政策を作りチームアップをする「母」の様な方、そして福井県出身のコーディネーターの方と、地域を支える中小・小規模事業者支援とそれを取り巻く群馬の状況について意見交換しました。当初は1時間ほどの予定でしたが、話が次々に深くなり、結局3時間ばかりの意見交換となりました。
「この10年が勝負であること」「国は大きい方向性を、現場は個別の課題をと、それぞれが機能的な分業をする必要性」「地域における分業体制」などを共有しました。
本当に地に足の付いた改善というものは、既存のものを破壊するところにだけあるのではなく、「執念深い」ほどの気の長さで、目に見えないほどの変化を少しずつ起こしていき、気が付いたら「数メートル動いていた」という変化をしていくしかない思います。しかし、その変化の着手が遅れている現状も、一方で見逃せず、それほどのんびりはしていられません。
本日は、藤岡市立石(たついし)地区の琴平神社において春の例大祭が行われました。いつもおじゃましている、森地区の飯玉神社と宮司さんが同じということで、お誘いいただきました。
神事、直会でのご挨拶に引き続き、まずは立石小唄/芍薬小唄が披露されました。地域の方が、ひょんなことから、忘れられつつあった小唄を再発見。古老から聞き取った上で、仲間と共に楽譜化し、踊りをつけたものだそうです。一緒に踊ってきました!
次は、森地区から遠征してきた獅子舞です。地域の大人たちが伝承している舞やお囃子を、高校3年生を頭にした地域の子供たちが一所懸命練習し、その成果を披露。素晴らしいのは、その子供たちの親たちが、「こうやって拍手をしてもらえるのは、君たちの頑張りもあるけれど、何よりも地域の大人の人たちが教えてくれたり、衣装や楽器を準備してくれるからなんだよ」と教えていることです。
ほかにも巫女舞や太々神楽など盛りだくさんでした。この地域の水運の歴史を調べている区長さんにもお目にかかれ、とても充実したひとときでした。
ぜひご登録ください!