2015/12/18
福田達夫の活動の一端をお伝えいたします。
中国財務部の周強武アジア太平洋センター副主任率いる、中国の著名エコノミストたちとの意見交換会に参加しました。
構造転換の時期に入った、中国。
なかなか20世紀構造からの転換が図りきれない、日本。
アジアの中で1、2の大国が、国際秩序のグランドルールがない中で、それぞれ社会への影響を免れない構造転換という国内でのチャレンジに挑みつつ、二国間関係という国際的構造をも調整しなければならないというのが、日中関係の難しいところです。
歴史がどうなど、相手がどうなどとの、相手の聞こえない所でのつぶやきを超えて、しっかりと議論を交わせる関係づくりが、これから10年、20年、モノを言うようになると思います。
東京工業大学で行われた、ビッグデータの利用に関するセミナーで基調講演を行いました。
これは、昨年、東京工業大学に帝国データバンク先端データ解析共同研究講座が設置されたことに伴うものです。この講座では、帝国データバンクが保有する日本企業約100万社のビッグデータを解析し、中小企業の経営改善や地域経済の活性化に役立つシステムの開発を行います。
地方創生に必要な、基本的なデータやモノの考え方の枠組みなど、「地方」というものを社会経営の側面から考えれば、すぐに「存在していない」と気付くはずの重要なパーツ。そういうものを、「万全」とは行かないまでも、欠けているものもちゃんと推定して補ってくれるこのような試みは、定量よりも定性で語られる事が多い政治の現場でも大変にありがたいことです。
そういったお話をさせていただきました。
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